脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)とは、背骨の中にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなり、中の神経が圧迫される病気です。
特に加齢に伴って発症しやすく、中高年の足腰の痛みやしびれの代表的な原因の一つです。
1. 主な症状
間欠性跛行(かんけつせいはこう): しばらく歩くと足に痛みやしびれが出て歩けなくなりますが、少し休んだり、前かがみで休んだりすると再び歩けるようになるのが最大の特徴です。
足のしびれ・痛み: お尻から太もも、ふくらはぎ、足の裏にかけて生じます。
腰痛: 初期症状として現れることが多いですが、腰そのものよりも足の症状が強く出るのが一般的です。
重症時の症状: 筋力の低下、尿漏れや便秘などの排尿・排便障害が起こることもあります。
2. 原因
主な原因は加齢による変化です。
背骨の骨が変形してトゲ(骨棘)ができる。
椎間板(背骨のクッション)が潰れてはみ出す。
神経を保護している靭帯(黄色靭帯など)が厚くなる。
これらが組み合わさることで、神経の通り道が徐々に狭くなっていきます。