主に3つに大きく分けられます。
①首・肩甲骨付近の痛みや肩こりなどの症状が出ますが、手のしびれはありません。(局所症状)
②主に片方の首~肩~腕~手の痛み・しびれが生じます。上肢の筋力低下や感覚の障害が生じることもあります。(神経根症)
③両方の手足がしびれたり、動きが悪くなったりします。ボタンのはめ外し、お箸の使用、字を書くことなどが難しくなったり、歩行で足がもつれるような感じや階段で手すりを持つようになったりという症状が出ます。(脊髄症)
背骨をつなぎ、クッションの役割をしている椎間板は、20歳過ぎから変形が始まると言われます。
この変形が進むと椎間板にひびが入ったり、徐々に潰れてくるなどの変化を来たします。
それに伴い、頸椎の椎体骨の骨棘(とげ上の突起)が生じたり、その他に靭帯の石灰化・骨化などによって、脊髄や神経が圧迫されます。